カテゴリ:不動産お役立ちコラム

土地にはさまざまな用途地域が定められており、建てられる建物も変わってきます。
工業地域の土地も建てられる建物と建てらない建物があるため、目的を考えて購入しなければいけません。
今回は工業地域とはなにか、購入するとどのような建物を建てられるかについてもご紹介します。
工業地域とはどのような土地か
工業地域とは用途地域の1つで、工場に関係する利便の増進を図ることが目的の地域です。
しかし、工場以外の建物を建てられないわけではありません。
工業専用地域は工場専用なので住宅などが建てられませんが、工業地域であれば工業専用地域ほど厳しい制限はなく住宅の建設も可能です。
準工業地域であればさらに制限が緩くなりますが、その代わり環境の悪化をもたらすおそれがある工場などの制限が厳しくなり建てられない工場が出てきます。
工業地域の土地で建てられる建物とは
工業地域の土地で建てられる建物は、一戸建て・マンションなどの住宅や床面積合計10,000㎡以下の店舗(ホテルなどを除く)などです。
老人ホームなどの医療・福祉施設も建てられます。
工場やプラントは、ほぼすべての種類が建設可能です。
ただし卸売市場・ごみ処理施設・火葬場など、別途都市計画決定が必要なものもあります。
一方工業地域で建てられない主な建物は、学校・教育施設や病院です。
ホテルや旅館などの店舗も建設できません。
もちろんこれらの制限以外に、建ぺい率・容積率などの制限も受けます。
工業地域の土地を購入するメリット・デメリット
工業地域の目的は工業地帯の活性化ですが、住居系地域よりも地価が安い・建築制限が緩和されているといったメリットがあることも特徴です。
比較的手ごろな価格の高層マンションが建つこともあり、再開発が盛んな地域も多いです。
平地が多いこと・工場が近くにあることが多いため近くに多くの雇用先があることも、工業地域の特徴と言えます。
ただし、工場が近いことによるデメリットも多いです。
まず住環境を重視している地域ではないため、騒音・悪臭などの被害を受けてしまう可能性があります。
また工業地域は駅から離れた場所のことが多く、公共交通機関が整備されていないところも少なくありません。
さらに、工業地域には遊戯施設が建設されることが多いです。
小さい子どもと一緒に暮らすファミリー層にとっては、工業地域はあまり良い土地と言えない可能性があります。
まとめ
工業地域は、工場に関係する利便の増進を図ることが目的の地域です。
しかし工場だけを建てられる地域ではなく、一戸建てやマンションなども建てられます。
再開発が盛んなところも多いですが、駅から離れたところが多い・工場の騒音に悩まされやすいといったデメリットに注意が必要です。
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