土地を相続したものの、立地や周辺環境などが悪いと、売却が難しい場合があります。
売れない土地を相続した場合、どのような対処法があるのでしょうか。
ここでは、相続した土地が売れない理由や、売れない土地を持ち続けるとどうなるのか、その対処法を解説します。
相続した土地が売れない理由とは
土地が売れない理由の1つ目は、エリアの問題です。
需要の少ない田舎や駅から遠いなど利便性が悪い、墓地や汚水処理場など嫌悪施設が近い、インフラが整備されていないなどの土地は売却が難しいでしょう。
2つ目は、土地の形状の問題です。
土地の形状が三角形や五角形、高低差がある不整形地、のり面が多い、隣地との境界があいまい、管理されていない土地などの場合、敬遠されやすいでしょう。
3つ目に、地盤の問題もあります。
盛土や埋立地など地盤の弱さを不安に感じる方も多いです。
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相続した売れない土地を所有し続けるとどうなる?
土地が売れない場合どうなるのかというと、土地の固定資産税を払い続けなければなりません。
自然災害により土地が崩落して損害がでた場合には、所有者が損害賠償責任を負担しなければならない恐れもあります。
また、土地に建物が残っている場合、老朽化はもちろん、放火などいたずらをされる危険もあります。
建物や塀の倒壊を防ぐために、定期的な維持管理も必要でしょう。
管理が不十分だと、ごみの投棄場所になったり害虫が繁殖することで、近隣住人から苦情が入る可能性もあります。
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売れない土地を相続したときの対処法
売れない土地を相続したときの対処法の1つ目は、相続放棄です。
ただし、相続放棄は亡くなった方の全財産の相続を放棄するため、売れない土地だけの放棄はできません。
また、相続放棄をしても土地の管理義務を負う可能性があります。
対処法の2つ目は、売却方法の工夫です。
地方自治体の空き家バンクに登録をするなど、インターネットを活用しましょう。
また、仲介を依頼せず不動産会社に直接買取ってもらう「不動産買取」を利用する方法もあります。
対処法の3つ目は寄付です。
自治体や隣地の方に引き取ってもらえる場合があります。
とくに、隣地の方は「無償ならもらっても良い」と考える可能性があるので、一度聞いてみるのも良いでしょう。
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まとめ
相続した土地はエリアや形状、地盤といった理由により売れない場合があります。
売れない土地を放置すると固定資産税を払い続ける必要があり、損害賠償責任などのリスクも高くなるため、適切な対処法を取りましょう。
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